10月30日(土)よる9時30分
再放送:11月6日(土)よる9時30分
- #40 堺県をめぐる旅
- リニューアル前の総集編第2弾、今回で卒業の特命リサーチャー、講談師・旭堂南龍と所長に出されたお題は「堺県」。実は明治時代に11年間、奈良県が奈良県ではなかった時代があったというのです!所長と南龍は、安堵町歴史民俗資料館へ。
奈良県は当時、港湾都市として栄えていた堺と合併し「堺県」に、さらにその後、大阪府と合併され「大阪府」になったというのです。「にわかには信じられへんな~」と言っていた加藤所長も、事実を裏付ける資料の数々に納得。
そんな奈良県受難の時代、奈良県再設置に尽力したのが、安堵町出身の今村勤三です。今村勤三の再設置への道のりを、南龍が講談に仕立てて語ります。
数々の苦難を乗り越え、今村勤三は明治20年、11年ぶりに奈良県再設置を叶えました。
その後、奈良県議会の初代議長に就任、さらに奈良県初の日刊新聞の発刊や、京都~奈良間の鉄道の開通など産業発展にも貢献し“奈良県の父”と呼ばれるようになりました。
そして、最後は卒業する旭堂南龍が講談への熱い想いや番組の思い出を語ります。