9月5日(土)よる9時30分
再放送:9月12日(土)よる9時30分
- #11 映画をめぐる旅
- 今回の“おもろいの神様”からのお題は「えいが」。
加藤所長が育った奈良の街にはかつて映画館が沢山ありました。5歳から映画を観ているという加藤所長、思い出を熱く語ります。
東向商店街の中には、加藤所長の映画デビュー作が上映された映画館がありました。さらに、猿沢池の南には尾花座が。明治時代に創業、芝居小屋の雰囲気を残した映画館。戦後すぐ、恋愛映画が上映された時には尾花座から猿沢池まで、長蛇の列が出来たといいます。これには加藤所長もびっくり! 「こんな時代に俳優やってたらおもろかったやろうな~」と思わずつぶやくほど。
そんな映画が輝いていた時代を奈良に取り戻そうと、9月18日~22日「なら国際映画祭2020」が開催されます。10年前、奈良県出身の河瀨直美監督の呼びかけで始まり、今年で6回目。世界で活躍が期待される若手監督を招き、奈良を舞台にした映画を制作するプロジェクト「ナラティブ」や、次世代を担う10代の子どもたちの育成を目的とした「ユースプロジェクト」など、興味深いプログラムが目白押しです。さらに加藤所長主演の短編ハードボイルド映画「決着」も特別招待作品として上映を予定され、橿原市今井町を舞台にした撮影秘話も…。最後は、加藤所長と河瀨監督の豪華対談!コロナ禍のなか、奈良で映画祭を開催することの意味や苦労、そして映画が持つ未来への希望などをたっぷりと語り合います。奈良の映画、おもろい!