4月3日(土)よる9時30分
再放送:4月10日(土)よる9時30分
- #25 桜井市・聖林寺をめぐる旅
- 今回のお題は「しょうりんじ」。少林寺ではなく、桜井市にある「聖林寺」を加藤所長がリサーチ!「極上の美」と人々を魅了する国宝・十一面観音像で有名なお寺です。加藤所長、以前一度来たことがあるんだとか…ご住職に案内して頂きます。聖林寺は、奈良時代、談山妙楽寺の別院として藤原鎌足の子、定慧(じょうえ)により建てられました。十一面観音像で有名な聖林寺ですが、本尊は「子安延命地蔵(こやすえんめいじぞう)」安産と子授けの大きな石のお地蔵様。お地蔵様にまつわる不思議なお話が伝わっているんです。一体、どんなお話なのか?加藤所長の絵本朗読、はじまりはじまり~
そして、日本彫刻の最高傑作と名高い、十一面観音立像の元へ…約1300年前の奈良時代に造られた悠久の美。加藤所長、心の目で観音様と対面します。第一回の国宝に選ばれた十一面観音像。実は、元々、別の場所に祀られていました。十一面観音像が聖林寺に来た謎を特命リサーチャー(見習い)吉川が調査!大神神社の二の鳥居の近く、大直禰子(おおたたねこ)神社へ…。さらに、観音様に見守られながら酒造りに励む西内酒造では、珍しいお酒も発見!
一方、加藤所長は、十一面観音像の保護に努めたアメリカの哲学者アーネスト・フェノロサから寄進された厨子を調査。その驚きの仕掛けとは!?
日本彫刻の最高傑作と名高い、美しい十一面観音立像。数奇な運命をたどりながらも、観音様を守りたいと願う人々の思いがありました。