海外デザイナーらが見た吉野材 県産材の海外輸出に向けたセミナー
2025.01.30 18:51
- 県産材の海外輸出につなげようと、海外のデザイナーらが吉野産の木材の可能性について話すセミナーが、奈良市内で開かれました。
- セミナーは、県とジェトロ奈良が県内企業などを対象に行う海外輸出の支援事業の一環として開かれました。30日は、フランス・パリから訪れたデザイナーと、広告代理店のディレクターが吉野産の木材に感じた魅力を話しました。
- 2人は、28日まで吉野の森林や製材所など、一連の流れを見学。木材はまっすぐで木目や色味が美しく、色々な可能性があるとし、人工林で歴史ある500年の中で、完璧を追求した日本人の技術や知恵を感じたと話しました。
- 一方、フランスでは広葉樹が中心のため、吉野杉など色の薄い針葉樹のニーズは大きくないとして、どのようなトレンドや、価値を作るのかが重要となるなど、海外からみた吉野産の木材の可能性について伝えていました。