約2年間で約1258万リットル製造か 奈良県など 不正軽油製造の疑いで業者など告発
2024.07.03 18:51
- 軽油と灯油を混ぜて不正軽油を製造したとして奈良県や兵庫県などは3日、神戸市の石油製品販売業「富士産業」とその代表取締役らを地方税法違反の疑いで神戸地検に告発しました。奈良県によりますとこの業者などは2021年8月から2023年7月までの間に奈良県など5府県で知事の承認を受けることなく不正軽油あわせて1258万4000リットルを製造した疑いが持たれています。兵庫県の試算では軽油引取税の脱税額は5億6600万円余りにのぼるといい、県は販売業者などについても調査しています。