豊作祝う伝統行事 大和神社「紅しで踊り」
2024.09.23 18:01
- 一年の豊作を祝う伝統行事「紅しで踊り」が23日、天理市の大和神社で行われました。
- 「紅しで踊りは」天理市の無形民俗文化財に指定されている伝統行事です。江戸時代に干ばつに悩んだ農民が雨乞いを行い、豊作となった感謝を表す踊りを奉納したことが起源とされています。踊りの名にもなっている「紅しで」はヒノキの皮を赤く染め、ひも状に束ねて手作りされています。
- 23日は、「紅しで踊り保存会」の会員が踊りを披露した後市内にある幼稚園の園児も参加し元気いっぱいの踊りを披露しました。最後は訪れた人も加わり「サーサイ」という掛け声に合わせて紅しでを空に向かって突き上げ、秋の実りに感謝していました。