奈良市内の里山 小学生が古代米の田植え体験
2023.06.08 18:23
- 奈良市内の里山に整備された田んぼで、地元の小学生が授業の一環で田植えを体験しました。
- 田んぼのまわりに集合したのは、奈良市立佐保台小学校の5年生の児童です。子どもたちが植えるのは、古代米「さよむらさき」の苗。植え方のレクチャーを受けたあと、田植えが始まりました。
- この田んぼは、里山の保全を通じて日本の原風景を再生し、次の世代に引き継ごうと活動する「奈良・人と自然の会」が整備しているもので、田植え体験の取り組みは2009年から行われています。
- 5年生は、社会科で稲作について学んでおり、時折、姿を現すカエルなどを見つけながら、楽しく田植えをしました。
- 会のメンバーは、「苗は順調に生育すれば、80キロから100キログラムの米が獲れる」と話していて、子どもたちは、秋には稲刈りや脱穀も体験し、収穫したお米を給食で食べる予定です。
- 体験した児童は。
- 「楽しかったです!植える時に(泥が)ネチョネチョしてたから楽しかったです。みんなにおいしいお米を食べてもらいたいと思って植えていました。」
- 「いっぱいおかわりして、(お米を)たくさん食べたいです。」