県立山辺高校 人権講演会 国際理解~外国人研修生から学ぶ~
2024.05.31 18:36
- 異なる視点や価値観の理解につなげようと奈良で暮らす外国人を招いての講演会が県立山辺高校で開かれました。
- 奈良市にある山辺高校では毎年、人権について考える講演会を開いていて今回は、ミャンマー出身のアウンさんと、フィリピン出身のアイラさんが講演を行いました。2人は、2年前から奈良市都祁吐山町の奈良介護福祉中央学院で介護を学んでいて、31日は、それぞれの国の言語や文化の違いについて流暢な日本語で紹介しました。
- また、アイラさんは病気の母の看病の経験から本格的に介護を学ぼうと思ったことや、つらい経験を乗り越えていまの自分があることなどを話しました。そして最後は生徒と共にカントリーロードを英語で歌い、締めくくりました。
- 生徒は―
- 「母を亡くし本格的に介護を始めようと思ったきっかけを聞いて感動しました。自分も両親が大変な時に自分から支えていきたいと思いました。」
- 山辺高校では今後、学院の生徒に文化祭で郷土料理を出品してもらうなど交流を深め、国際理解にもつなげていきたいとしています。