労災で虚偽申告 測量業の代表者ら書類送検
2025.02.17 19:28
- 労災事故をめぐるうその報告をしたとして、葛城労働基準監督署は17日、橿原市の測量業「スキャドロン」と、50歳の代表取締役の男性らを、労働安全衛生法違反の疑いで奈良地検に書類送検しました。
- 「スキャドロン」は別の業者から発注を受けて、2024年の4月、社員5人が野迫川村の建設工事現場で測量作業をしていた際、当時32歳の男性が、足の靱帯損傷などの大けがをしました。しかし、事故は自社の関係先で起きたと報告しており、調べに対し、相手の会社に迷惑をかけたくなかったなどと説明しているということです。