県予算査定結果 山下知事が県議会 会派別に説明
2023.06.07 18:42
- 山下真知事は、今年度の県予算で執行の一旦停止をしている事業の査定結果について県議会の会派別に説明を始めました。
- 山下知事は５月８日付けで今年度予算に計上されている２０項目について、執行の一旦停止を指示し、現地視察を行うなど約１カ月、査定を進めてきました。
- ６日はまず、知事が所属する日本維新の会の県議会議員に対し、査定結果の説明が行われました。
- 五條市の大規模広域防災拠点については、防災の必要性は認めるが２０００ｍ級の滑走路は整備せず、６００ｍ級に規模を縮小。
- 大和平野中央田園都市構想については、県立工科大学や球技専用スタジアムは新設せず、すでに購入している土地では企業誘致を検討したいということです。
- また、平城宮跡を通る近鉄奈良線の移設については大和西大寺駅の高架化はするが、現在の線路から南側への大規模な移設はしないとの考えを示したということです。
- そして、リニア中央新幹線については奈良市附近駅の早期確定には協力するが関西国際空港との接続線は整備しないと説明があったということです。
- 山下知事は査定を行った２０項目のうち１５項目で予算の執行停止、内容・規模の見直しをするとみられます。
- 山下知事は、今週中に各会派への説明を終え、６月１２日の記者会見で正式に結果を公表する予定です。
