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奈良のニュース
第50回衆議院選挙 奈良では小選挙区・比例で4人当選
2024.10.28 19:30

 27日、投開票が行われた衆議院選挙。自民党と公明党は裏金問題が影響して全国で大きく議席を減らしました。一方、奈良県では比例を含め自民党、立憲民主党ともに従来の議席を守りました。

 今回も激しい戦いとなった奈良1区を制したのは立憲民主党の馬淵澄夫さん。成長と再分配を訴え8回目の当選です。自民党の小林茂樹さんは、裏金問題の逆風を受けましたが比例で復活当選しました。


奈良1区 馬淵澄夫(立・前)

「政治改革が争点だったんですが、裏金追及は政治改革の本質ではないということで、皆さんの暮らしを守るために政治そのものを変える。これが政治改革だということで、税の使い方、そして集め方、これを変えていかなければならないと思っていますので、それに私の政治生命全てをかけてでも実現できるようにがんばっていきたい。今回の選挙で、我々立憲民主党が単独過半数を得るような状況ではなかったんですが、これからの任期の4年間で、皆さんに再び政権交代を、選挙によって完全なる政権交代をお届けできるように、皆さんの暮らしを第一に考える政治で頑張ってまいりたい。」


 小林さんのもとに復活当選の知らせが届いたのは午前3時ごろ。

比例 復活当選 小林茂樹(自・前)

「やはり相当、自民党に対する逆風が吹いていたのだなと思います。全国的に大変厳しい状況でありますので、まず全員が一致団結していく、どういう体制になっていくのかというところが分かりませんけれども、まずは自分の政治の出発の原点である教育と都市再生、それから奈良県、地方創生、人口が減少しているというところをどうするか喫緊の課題でもありますので、地方創生、これに取り組んでいきたいと思います。」


続いて奈良2区では経済安全保障担当大臣などを務めた自民党の高市早苗さんが圧倒的な知名度を武器に10回目の当選を果たしました。


奈良2区 高市早苗(自・前)

「頂きました次の1期、一生懸命選挙中に各地で訴えてきた政策を、ひとつでも実現できるように精一杯働かせていただきますので、引き続きのご指導お願い申し上げます。本当にありがとうございました。多くの可能性が奈良にはある。まだまだ、伸びしろがあると思っていますので、奈良県の成長に向けても、しっかり、皆で、力を合わせて働かせていただきます。(次期総裁は)先月総裁選挙に負けたばっかり。敗北は敗北でございます。いつか、日本の国家経営をやりたい。その気持ちに変わりはありません。


最後に奈良3区も自民党の田野瀬太道さんが、強固な地盤を背景に9万2000票余りを獲得し5回連続の当選です。


奈良3区 田野瀬太道(自・前)

「うれしさ100万倍なんですけど、その分、責任をしっかり感じている。そんな心境です。22の市町村があり22通りのまちづくりを本当に頑張ってやっていきます。国で支援できることをしっかりやらせていただいて、もっとこの地域が輝くように、もっとこの地域が素晴らしく、全国に全世界に発信できるように、魅力増進するようにそれをさせていただきたい。今の自民党は多くの皆さま方から、信頼を無くしている状態なのかもしれませんが、しっかりと自民党を刷新して、再び党がこの国に無くてはならない政党なんだとおっしゃっていただけるような政党に生まれ変わらせる。そんな仕事もやらなくてはならない。」