大安寺 竹供養 笹酒祭り
2024.06.23 19:18
- 日本人の生活に欠かせない竹に感謝する法要が奈良市の大安寺で営まれました。
- 竹供養は、中国の故事で竹を植えるといいとされる竹酔日、6月23日に毎年、営まれます。
- 本堂では、奈良時代、光仁天皇が参拝した際に竹に酒を入れて飲み健康長寿であったとされる故事にちなんでがん封じの祈祷が行われました。
- そして境内では、笹酒が振舞われました。
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- 浴衣姿の笹娘が、祈祷された青竹の盃に酒を注ぐと参拝者は、健康長寿を祈りながら飲み干していました。
- 参拝者は、
- 「知り合いにガンを患った方がいらして、それからこちらにお参りするようになりました」
- 「5、6杯はいけそうです」
- などと話していました。
- あいにくの雨の中、竹がほのかに香る笹酒を楽しむ参拝者で境内は賑わっていました。