令和5年「春の叙勲」
2023.04.29 18:13
- ことしの(令和5年)「春の叙勲」の受賞者が発表され、県関係者から65人が選ばれました。
- 各界で功労のあった人に国から贈られる「春の叙勲」を今年受章したのは全国で4017人、県の関係者は、県外に住む3人を含む65人です。このうち瑞宝中綬章を受章した、奈良市の松村恵司さん(72)は、文化庁文化財鑑査官、奈良文化財研究所の所長などを歴任しました。日本最古の鋳造貨幣 富本銭発掘に携わるなど歴史考古学の分野で大きな功績を残しています。松村さんは「文化財の宝庫・奈良の地で、45年にわたって調査・研究に取り組み、古代国家形成期の歴史の解明に携わることができたのはとても幸せでした。」とコメントしています。

- 瑞宝双光章を受賞した奈良市の松葉理恵さん(59)は35年以上に渡り県の障害者支援施設で生活支援員として勤め、豊富な知識や経験を生かして障害者の機能回復や社会参加を支援しています。
- 松葉さんは「自立訓練でこの施設に来て良かったという声を励みにしてきました。家族や職場への感謝を忘れず今後も自立支援の手助けを変わらず頑張っていきたい」と喜びを語りました。
