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県の基本構想案 太陽光発電施設は規模縮小へ
2024.11.13 18:14
県の防災体制の基本構想をとりまとめる部会が12日開かれ、南部中核拠点については、非常用として最低限必要な規模で太陽光発電施設を設置する案が示されました。
五條市の県有地については、約9.5ヘクタールの土地にヘリパッドや支援物資の保管庫などを設置し、「南部中核拠点」として整備する方針が前回8月の部会で示されていました。
5回目となる12日の部会では、道路などアクセスの課題や、応援部隊・支援物資などの受け入れ体制について意見が交わされました。
一方で非常用電源については、災害拠点としての機能を維持するために最低3日間分の発電が必要としたうえで、支援物資の保管庫と格納庫の屋上部分、あわせて2100平方メートルに太陽光パネルを設置する案が示されました。当初、検討されていた規模からは縮小されることになります。また、非常用電源を持たない県南部の一部の指定避難所のために可搬型の蓄電池を備える案なども示されました。
山下知事
「この南部中核拠点を運営するための最低限の非常用電源としての太陽光発電、および孤立集落・孤立避難所をサポートするための最低限必要な太陽光発電施設。これであれば地元の理解も得られるのではないかと」
基本構想の素案は今後、パブリックコメントなどを経て2025年1月末ごろの6回目の部会で内容を決定し、2月県議会に提出されます。
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