鉛筆デッサンコンクール
2024.10.21 19:06
- 鉛筆によるデッサン作品を集めたコンクールの表彰式が、20日、橿原市の奈良芸術短期大学で行われました。
- 大きな米袋と小さなカボチャ。あふれ出た米を描き紙袋の硬さを表現したこの作品が、今回の大賞を受賞しました。作者は、京都共栄学園高校3年・小林莉乃さんです。
- このコンクールは、美術を志す若者に、基礎のデッサンを大切にする意識を高めてもらい、成果を発表する場を設けようと奈良芸術短期大学が高校生などを対象に毎年行っています。テーマは「大切にしたい物たち」で、21の都府県からあわせて300点の作品が寄せられました。今年は、夏のコメ不足を反映してか食に関するものが多かったといいます。
- 表彰状を受け取った参加者らは新たな制作意欲を高めていました。