防災意識を高める 法隆寺で総合防災訓練
2024.12.12 18:40
- 斑鳩町にある世界遺産・法隆寺で12日、大規模災害に備えた訓練が行われました。
- 斑鳩町と法隆寺は、災害発生時に寺を避難所とする協定を結んでおり、毎年この時期に防災意識の向上を目的とした訓練を行っています。
- 12日は、寺の僧侶や地域住民など約60人が参加し、大規模な地震が起きたという想定で訓練が行われました。訓練では、まず地震発生時に身を低くして、カバンなどで頭を覆い、自分の身を守るシェイクアウト訓練が行われました。続いて、周辺地域の危険箇所などを確認しながら散策する「防災まち歩き」に出発しました。
- 参加者は、地震発生時に倒壊の恐れがあるものや、消火器の設置されている場所などを確認するなど、住みなれた町を、いつもとは違った視点で見て歩き、防災に対する意識を高めていました。
- 参加者は―
- 「日ごろ歩いていても感じないことが、こうして訓練を受けることによって『ここにこういうものがあるのだ』というように、改めて感じることができてとても良い訓練だと思います」