西大寺 初釜大茶盛式
2024.01.16 18:32
- 大きな茶碗でお茶を飲む初釜大茶盛式が、奈良市の西大寺で行われました。
- 大茶盛は、鎌倉時代に西大寺を復興した高僧、叡尊が正月の法要の無事に感謝して当時貴重な薬とされたお茶を神社に奉納し、余ったお茶を大きな茶碗で振舞い庶民が回し飲みしたのが始まりとされています。
- 西大寺近くの八幡神社では献茶式が行われ、大きな茶碗が神前に供えられました。
- 大茶盛式では、僧侶が直径30センチ以上もある大茶椀にお茶を点て、参加者に振舞いました。
- 本来は5人ほどで回し飲みするのが作法ですが、今回は感染症対策のため1人に一杯が振舞われ、何人もが同時にお茶を飲む姿も一興。
- 参加者らは和やかな雰囲気の中、至福の一杯を味わっていました。
- 参加者
- 女性「美味しかったです。2024年も元気に過ごせるよう思って飲ませていただきました」
- 女性「昔の伝統も感じられて良かったです」