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奈良のニュース
県域水道一体化 統合時期など従来の枠組みを維持
2023.10.06 18:29

県域水道の一体化で事業運営の主体となる企業団の設立準備協議会は、5日、第2回の会合が開かれ、2025年4月の統合を目指す従来の枠組みを維持しつつ料金体系は3年ごとに見直す案などが示されました。

 県と26の市町村などが参加する県域水道一体化を巡っては、今年2月に締結された基本協定などで、2025年4月の統合を目指すこと、基本的に料金体系は統合時に統一することなどが決まっていました。しかし今年7月、企業団設立の準備協議会の初会合で会長の山下知事が、現在のシミュレーションでは不確定要素があるとしてこれまでの合意事項などを改めて精査する方針を示していました。


 およそ2カ月半を経て開催された会合では、山下知事から統合時期や料金の統一などは従来の枠組みを維持し、人件費や建設資材の値上がりなど社会情勢に臨機応変に対応できるよう料金の見直しの時期を5年から3年に変更することなどが提案されました。


 初会合で料金体系やシミュレーションについて言及した山下知事は。

山下知事

「一から議論して事務局とも議論したけど、元々の案がけっこう優れているなと私自身が思ったということです。」


 一方、参加する自治体は。

 田原本町 森町長

「基本の合意のところも変わると私もイメージを持っておりましたので、それが無いということを明言いただけましたので、そこは安心しております。」

 

 この他、会合では企業団への途中参加を認める場合の条件なども今後の論点として挙げられました。なお次回の協議会は来年2月ごろに開かれる予定です。