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奈良のニュース
県 防災の「南部中核拠点」など説明 五條市の県有地に県消防学校を移転整備へ
2025.02.18 19:19

 県が五條市の県有地に計画している災害時の「南部中核拠点」の整備方針などについて地元説明会が17日開かれ、県は、県有地に県消防学校を移転整備する方針を示しました。


 五條市の県有地をめぐっては、山下知事がメガソーラーの設置などを検討していたものの、住民からは反対の声が多くあがっていました。


県全体の防災体制を検討する部会では、五條市の県有地を「南部中核拠点」として整備し、ヘリパットや格納庫の屋上部分に太陽光パネルを設置する基本構想案が承認され、県はメガソーラーを事実上、断念しました。


17日開かれた説明会には、地元住民およそ150人が参加しました。山下知事が整備方針について説明し、住民からは「全面的に協力していく。引き続き丁寧な説明をお願いしたい」などの声が上がりました。また、山下知事は説明会の中で、老朽化が課題となる宇陀市にある県消防学校を、県有地に移転整備する方針を新たに示しました。県消防学校をめぐっては2024年2月、大和高田市の県立高田東高校の跡地に移す方針が示されていましたが、五條市に移転整備することで災害時の救助や復旧の拠点として活用できるということです。


山下知事

「(南部中核拠点の)整備の内容についてご理解いただけたと思っておりまして、非常に良かったなと。南部中核拠点を平時においても一定の管理はしていかなければいけませんので、その管理を消防学校に兼務させるということができますので、そういった意味で(消防学校を)五條に持ってくることの意味があるかなと」


また、県有地の整備方針について五條市の平岡市長は・・・

五條市平岡市長

「(地元の)皆さんが納得されたといいますか、皆さんの思いが県に受け止めていただけたのかなと思っています」