学生寮「養徳学舎」の活用検討会を設置 女子学生の受け入れ検討へ
2024.10.21 19:12
- 首都圏の大学に進学する県出身の男子学生が暮らす学生寮「養徳学舎」について県は21日、女子学生の受け入れなどを検討する方針を示しました。
- 東京都文京区にある「養徳学舎」は首都圏の大学に進学する県出身の男子学生の学生寮として大正時代に開設され、現在は、およそ40人の学生が暮らしています。かつて、首都圏の大学への女性の進学率が低かったことから男子学生のみの入寮となっているものの、県によりますと2023年度は首都圏の大学に進学した学生のうち女性がおよそ4割となっているということです。そこで県は、「養徳学舎」のあり方を検討する会議の設置を決め、学識経験者らが女子学生の入寮のほか、奈良の発展につながる人材育成に向けた施設のあり方を議論します。22日、初めての会合を開き2月下旬には活用案をまとめるということです。