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奈良のニュース
IBFバンタム級で王者に 西田凌佑選手に県スポーツ特別功労賞
2024.07.29 18:44

 IBF=国際ボクシング連盟・バンタム級のタイトルマッチでチャンピオンとなった香芝市出身の西田凌佑選手に29日、奈良県スポーツ特別功労賞が贈られました。


 拍手に出迎えられチャンピオンベルトとともに県庁に入ったのは、香芝市出身のプロボクサー、西田凌佑選手です。


西田凌佑選手

「奈良県の皆様にこうしてお祝いしていただけることが、本当に今後も力になるので、これからも応援よろしくお願いいたします。」


西田選手は27歳。2024年5月に開催されたIBF=国際ボクシング連盟のバンタム級のタイトルマッチで初めて世界王座に挑戦し、見事チャンピオンとなりました。西田選手は県立王寺工業高校でボクシングに出会い、高校時代には国体のフライ級で優勝しました。その後近畿大学に進学し、一度は就職したものの「やり切れていない」という思いからプロで再出発しました。知事室では山下知事から県スポーツ特別功労賞が贈られ、「西田選手の活躍は多くのスポーツ選手に勇気と感動を与えた」と祝福しました。この賞が贈られるのは西田選手で19人目です。その後、会見で今後の目標について次のように述べました。


西田凌佑選手

「4本の世界チャンピオンのベルトがあるんですが、まず1つとれてやっとスタートラインに立てたという気持ちがあって、ほかの3本のベルトを今後も狙っていきたいなというのが今の目標です。」