9世帯で54万6900円 県営住宅の家賃を過少に徴収
2025.04.11 18:52
- 奈良県は県営住宅の家賃について、9世帯に対し本来よりも少なく徴収していたと11日発表しました。

- 県営住宅の家賃は入居者の収入などに応じて県が電子計算システムを使って、毎年算出しています。県によりますと誤徴収があったのは9世帯で、2020年度から2024年度にかけてあわせて54万6900円を本来よりも少なく徴収していることが分かりました。

- 2024年6月に国交省の通知を受けて2020年度分から2024年度分の家賃について調査した際に判明したといいます。原因について県は、電子計算システム上の設定に誤りがあり、本来控除が受けられない人にも適用されていたといいます。

- 県は再発防止のため、チェック体制を強化し電子計算システムの改修に取り組むとしています。なお、対象の9世帯には、すでに経緯を説明しており、過少分の徴収にあたる手続きを進めているということです。