手作業で茶葉に 月ヶ瀬 新茶を手摘みで収穫
2025.04.27 19:18
- もうすぐ新茶の季節となる中、大和茶の産地・奈良市月ヶ瀬では、新茶の収穫がはじまりました。

- 27日は、奈良手もみ茶振興会の会員ら15人余りが、新芽を一つひとつ手作業で収穫していきました。
- 寒暖差のある山あいの地域では、茶の新芽がゆっくりと育ち旨みが凝縮された味になるといい、手作業で摘むことで雑味のない味になるといいます。
- 参加者は3センチほどの新芽の一芯二葉の部分を指の腹で摘んでいき、およそ3キロを収穫しました。

- そして、工場に運んだ新芽を蒸したあと、表面の水分を落とす葉ぶるいが手作業で行われました。

- 27日行われた収穫から製造まで手作業で行う伝統的な製法は県内でも数少ないということです。
- 奈良手もみ茶振興会 会長の久保田 清徳さんは「春先の寒さが心配でしたけれども、その後すごく暖かくなって、新芽の伸びもすごく良くて、すごくいいお茶が出来てきたと思います。
- これからどんどん新茶が出来てきますので、まずはこの出来立てのフレッシュなお茶を飲んでいただきたい。」と話しました。
- 出来上がった茶葉は、全国手もみ茶品評会に出品されるということです。