酒まつり 大神神社 醸造安全祈願祭
2024.11.14 18:35
- 酒造りの神として知られる大物主大神をまつる大神神社で、新酒の醸造の安全を祈願する祭りが行われました。
- これは、本格的な新酒の醸造が始まるこの時期に、毎年行われているもので「酒まつり」の名で親しまれています。日本書紀には、崇神天皇の時代に大神神社の祭神の力で、立派な酒が出来たという歌が記されていて、このことから酒造りの神として広く信仰を集めるようになったといいます。
- 祭りでは、全国から酒造家や杜氏などおよそ150人が参列するなか、宮司が祝詞を奏上して新酒醸造の安全や業界の発展を祈りました。そのあと、4人の巫女が御神木の杉の枝を手に神楽「うま酒みわの舞」を舞いました。
- 2024年は、奈良を巡るツアーの一環として参列した外国人の姿もあり、雅な姿に見入っていました。
- イタリアから来た人は―
- 「日本での体験で何より素晴らしかったです」
- 「日本文化に通じていないと、こういう儀式は深く理解できない部分が多いけれど、私にはとても感動的でした」