宇陀市 新年度当初予算案 育児・教育、農林業支援などに重点
2023.03.03 18:58
- 宇陀市の新年度当初予算案が発表されました。育児や教育、農林業支援など市民生活を支える取り組みに重点が置かれています。
- 一般会計の総額は199億8000万円で、今年度と比べて7億8000万円増加しています。主な事業では国の基金を活用した、子どもの第三の居場所づくり事業に3117万円が計上されています。家庭や学校に居場所のない子どもの支援体制を整備する事業です。
- 他に県内初の取組みとして、最先端デジタル教育の体験事業に660万円が計上されるなど、育児や教育環境の整備に重点が置かれています。また、基幹産業である農林業の活性化策としてオーガニックビレッジ推進事業に1000万円が計上されています。農薬や化学肥料に頼らない有機農業の産地づくりを進めるもので、消費拡大と農業所得向上を目指すとしています。