本格的な登山シーズンを迎え 吉野署で山岳遭難救助訓練
2024.05.30 18:36
- 本格的な登山シーズンを迎え29日、吉野警察署で山岳遭難救助訓練が実施されました。
- 訓練は、山岳遭難などの発生時における迅速な捜索と救助活動に繋げようと、吉野警察署の山岳警備隊の6人が参加しました。今回は、高所の断崖などでの捜索活動で必要となる技術の習得を目指しました。
- 隊員達は、命綱を使った安全確保の方法について確認したほか、高さおよそ15メートルの庁舎屋上から、断崖に見立てた垂直の壁をロープを使って下りていきました。
- 県警によりますと吉野警察署管内では、5月29日時点で8件の山岳遭難が発生しているといいます。
- 吉野警察署 地域課長 岡田浩貴さん
- 「これから登山を計画している方は、無理のない計画を立てて頂き、そして何よりも登山届を確実に提出して頂きたい」