メーデー奈良地方大会 労働者が団結 賃上げなど訴え
2025.04.26 18:47
- 労働者の団結を深める第96回メーデー奈良地方大会が、県庁前広場で開かれました。

- 5月1日は、労働者が権利を主張するメーデーの日です。
- 連合奈良では、毎年この時期にメーデーを開いており、26日はおよそ1500人の県内労働者らが集まりました。
- 集会では、はじめに連合奈良の水野仁会長が、2025年の春闘では「全体の賃上げ率が5.37%と前の年の同じ時期を上回っており、賃上げの流れが持続されることを期待している」とあいさつしました。

- そして、「一人一人が尊重され、多様性を認め合い、誰一人取り残されることのない社会を築く」などとしたメーデー宣言が採択されました。
- 式典のあと参加者は、賃金の引き上げなどを訴えながら奈良市内を歩き、労働者の地位や労働条件の向上に向け、団結を深めていました。