奈良市南田原町で伝統的な千本杵餅つき
2024.01.07 20:18
- 奈良市の南田原町で、伝統的な千本杵の餅つきが行われました。
- 地元に代々伝わるお正月の行事。
- この地域では、千本杵と呼ばれる細い棒を持ち、ひとつの石臼を囲みながら数人でつく、伝統的な方法を受け継いでいます。
- 高齢化が進む集落は、現在およそ30世帯。
- 以前は1斗4升=20キロあまりのもち米をついたといいますが、新型コロナの影響で4年ぶりに復活した今回はおよそ8キロをつき上げました。
- お鏡にして氏神さまへお供えするほか、縁起物として町内の家々にも配るといいます。
- 南田原町自治会 会長 東田暢一さんは「(久々で)しんどかったです。伝統ですから変えずにやっていきたいと思います。」と話していました。