パリ五輪 熱戦続く アーチェリー男子個人に古川高晴選手(近大職員)登場
2024.08.02 18:34
- 熱戦が繰り広げられているパリ・オリンピック。1日、アーチェリー男子個人にオリンピック6大会出場で悲願の金メダルを目指す近畿大学職員古川高晴選手が登場しました。
- 予選にあたるランキングラウンドを終えて35位と出遅れた古川選手。1回戦の相手は、同じ近畿大学出身の中西絢哉選手です。古川選手は、安定したショットで第2セットを終えて4―0とリードします。しかし、その後中西選手に逆転を許し4対6。ロンドン大会で銀メダル、東京大会で銅メダルと長きに渡り日本のアーチェリー界を牽引してきた古川選手ですがパリ大会は悔しい1回戦敗退となりました。中西選手は続く、2回戦でドイツの選手に敗れています。また、女子個人には同じく近畿大学出身でいまも練習拠点を生駒市に置くオリンピック初出場の野田紗月選手が登場。1回戦は、台湾の選手に6対0で快勝しました。続く2回戦ではミスが目立ちフランスの選手にリードを許しますが、そこから逆転し、6対2で勝利しています。なお3回戦は8月3日に行われる予定です。そして、奈良ゆかりの選手が6人出場しているホッケー女子。1次リーグ、ここまで3連敗と苦しい日本ですが、第4戦。世界ランク20位のフランスを相手に第1クオーター、南都銀行所属の鳥山麻衣選手がシュートを決め、先制点をあげます。その後は、天理大学出身・ゴールキーパーの中村瑛香選手を中心に守り切り、1対0。奈良ゆかりの選手の活躍で、日本が今大会初勝利をあげました。なお、日本の1次リーグ最終戦は8月3日、世界ランク1位のオランダとの対戦です。