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奈良のニュース
県内初!宇陀市が公道での自動運転実証実験
2023.12.05 18:33

 人口の減少や高齢化が進む、中山間地域の移動手段として、宇陀市が、市民を運ぶ自動運転バスの公道での実証実験を始めました。


 県内初の試みとなったこの実証実験は、12月22日までの平日に行われ、榛原天満台やひのき坂と市立病院を結んで通院を支援する電動バスと、住宅地をめぐって買物支援や送迎を担うカートタイプの車両が運用されています。


 宇陀市では、人口あたりの高齢化率が40%を超え、1970年代にベッドタウンとして開発された榛原天満台では、およそ半数の人が高齢者となっています。日常生活を支える移動手段の確保が差し迫った課題で、市民を乗せた自動運転の車両を公道で走らせる「移動支援サービス」の実証実験は、未来の技術を社会の仕組みに取り入れる国の補助事業に選ばれました。


 自動運転に対応したバスには、ルートの情報を3次元で解析したマップが読み込まれており、半径100メートルの車や歩行者などを検知するレーザースキャナーと、信号の色や物体などを認識するカメラなどとの組み合わせで車両を制御し、安全な走行を支えます。


 バスの実証は自動運転のレベル2の段階で、運転手が乗り込み、突発的なことに対応できるようにしていますが、実用化に向けて検証を重ね、来年度には無人運転のレベル4を目指すとしています。

宇陀市 金剛市長

「宇陀市のような中山間のまちにおいては、地域交通を確保するというのが必要不可欠です。自動運転についてはこれからどんどん進化していくと思いますので、たいへん期待しています。」