特殊詐欺認知件数 過去最多ペース 前の年と比べて23件増加
2023.08.25 18:30
- 2023年1月から7月末までに確認された特殊詐欺の件数は前の年の同じ時期と比べて23件増加しており、このペースで増えれば過去最多となることが県警の調べでわかりました。
- 県警によりますと2023年1月から7月末までに確認された特殊詐欺の件数は139件、被害総額はおよそ3億4000万円でいずれも前の年の同じ時期より増加しています。なかでも架空料金請求詐欺は、大幅に増えており、前の年の同じ時期より件数は38件増加の53件、被害総額でも約1億4300万円多い約1億8200万円でした。過去15年間で特殊詐欺の件数が最も多かったのが2008年の235件で2023年はそれを上回るペースだといいます。
- また、被害者のうち88%が65歳以上の高齢者で被害者に接触する手段は固定電話がおよそ7割を占めました。県警は電話でお金の話が出たら詐欺だと疑ってほしいと呼びかけています。