熱中症の救急搬送急増 7月22日からの1週間で200人超える
2024.08.12 17:14
- 熱中症で救急搬送される人が急増しています。7月、県内では今年初めて1週間で200人を超えたことがわかりました。
- 県によりますと7月22日から28日までに、県内で熱中症により救急搬送された人の数は209人で1週間に200人を超えるのは5年ぶりです。奈良市ではこの間の最高気温が平均で36度を超え、うち4日間は熱中症警戒アラートが発表されるなど、猛烈な暑さが続いていました。
- また重症者も3人出ています。いずれも室内で発見され、うち2人はエアコンを使用していなかったことがわかっています。
- 今年4月29日以降の累計の搬送者数は679人で、6割以上が65歳以上の高齢者となっており、去年と比較すると高齢者に被害がより集中していることがわかりました。
- 日中は外出を避け室内でもエアコンを使用するなど定期的に涼しい環境で休んでください。特に高齢者は暑さを感じにくくなっていますので注意してください。