地価公示 全用途の平均は15年連続で下落
2023.03.22 17:56
- 令和5年1月1日時点の地価が公示されました。県内ではすべての用途の平均で15年連続の下落となりました。
- 公示地価は国土交通省が毎年1月1日時点の土地の価格を調べたもので土地取引などの際に指標として使われます。県内では住宅地や商業地などあわせて405の地点で調査が行われ、平均変動率はすべての用途の平均でマイナス0・3%となり、15年連続で下落しました。住宅地は平均でマイナス0・4%となり、15年連続の下落です。戸建ての住宅地で最も高いのは奈良市学園北1丁目で1平方メートル当たり30万円となっています。商業地は観光客が戻りつつあり需要が増えていることから平均で0・2%となり、3年ぶりに上昇に転じました。また、工業地は昭和工業団地のある大和郡山市などで安定的な需要があり、平均で1・5%と8年連続の上昇となりました。