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奈良のニュース
老朽化進む大和高田市立病院 堀内市長 県産業会館敷地に移転の方針
2024.09.10 19:00

 大和高田市の堀内市長は9日、老朽化が進む大和高田市立病院の移転について、JR高田駅前の東側広場と県産業会館の敷地を最も有力な候補地とする方針を示しました。


 1953年に建てられた大和高田市立病院は、施設の老朽化や現在の耐震基準を満たしていないことなどが課題となっています。市では、2019年9月に市立病院のあり方について検討する委員会を設置し、その後JR高田駅前の東側広場の一部と県有地である県産業会館の敷地に移転する方針を発表していました。


しかし、2023年7月、山下知事から場所について見直すよう求められたことを受け、現地での建て替えや、増築、移転の大きく3つの案について検討を進めていました。9日開かれた市議会の市立病院に関する特別委員会では、市長から、総事業費が案の中で1番低いとして元の方針と同じ県有地である県産業会館の敷地などに移転する方針が示されました。


市によりますと総事業費はおよそ310億円を見込んでいるといい、市は今後、県と協議しできるだけ早く事業を進めていきたいとしています。一方で委員からは、「産業会館がなくなることで、まちづくりにはマイナスになるのではないか」などの意見が出されました。

大和高田市・堀内市長

「今、入院されている市民県民のみなさん、そしてそこで働いている医師、看護師、事務員の方、いま耐震のないところで働いておられる、入院しておられるそういった状況を一刻も早く無くしたい、それが私の思いです。」