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奈良のニュース
オーバードーズ問題 県医師会「学校教育含めた対策必要」
2024.06.20 19:23

 市販の医薬品を過剰に摂取するいわゆる「オーバードーズ」が問題となる中、県医師会は20日、学校教育を含めた対策が急がれるという認識を示しました。


 「オーバードーズ」は咳止めや総合風邪薬などの市販薬を、定められた用法・容量を守らずに過剰に摂取してしまう問題で、10代や20代の若年層を中心に大きな社会問題になっています。

 20日の定例会見で県医師会の安東範明会長は、政府が市販薬の販売規制を強化する方針を示していることを説明するとともに、県内の学校現場でも医薬品などの乱用防止に向けた啓発が必要とする考えを示しました。

県医師会会長 安東会長

「若年者で拡大している一般用薬品の乱用に対する取り組みとして、文部科学省とも連携して学校教育に一般薬の乱用の問題を取り入れる」

 また、会見に同席した県薬剤師会の後岡伸爾会長も、各学校に配置されている学校薬剤師を通じた児童・生徒らへの教育の必要性を訴えるとともに、薬局などで医薬品を販売する際にも、利用者の相談内容に応じて、適切な機関につなぐ役割を果たしたいと語りました。


 オーバードーズ問題の背景には、生きづらさや孤独・孤立があるとされています。県医師会では、本人や家族だけで解決するのは難しいとして、困ったことがあれば、専門家に相談してほしいとしています。