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奈良のニュース
名誉棄損で市を提訴 宇陀市議の訴え一部認める判決
2025.01.16 18:42

 宇陀市議会の議員が「市の職員を恫喝などしていないにも関わらず公表された」として、市に慰謝料などを求めた裁判で、奈良地裁は16日、議員側の訴えを一部認める判決を言い渡しました。


 宇陀市では2022年9月、近鉄榛原駅前にある交流施設の指定管理者選定をめぐり、市議会の廣澤孝英議員が市の幹部職員に強要や尋問などをしたり、議会の答弁で名前を出した金剛市長に「喧嘩をうってるんですか」などと恫喝したと、市長が記者会見で公表しました。これを受けて廣澤議員は、「恫喝などには当たらず、会見を開いて公表したことは名誉棄損にあたる」として、330万円の損害賠償や謝罪などを求め、提訴したものです。


 16日の判決で、奈良地裁は訴えを一部認め、宇陀市に慰謝料など33万円を支払うよう命じました。判決を受けて会見した廣澤議員は「金銭よりも謝罪の方が大切と考えているので、市側の謝罪を求めていきたい」としており、「控訴も視野に検討する」としました。


 一方、宇陀市の金剛市長は「謝罪の必要はないとの判断をいただきました。これから判決内容を十分に精査し、対応を検討してまいります」とコメントしています。