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「伝統的酒造り」ユネスコ無形文化遺産に
2024.12.06 18:11
日本酒や焼酎などの日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを受け、清酒発祥の地とされる奈良でも喜びが広がっています。
500年以上前に原型が確立したという日本の伝統的酒造り。こうじ菌を用いて日本各地の気候風土にあわせて多様な酒造りが受け継がれてきました。
登録を受けて県酒造組合などが6日、記者会見を行い、北岡篤会長は「ユネスコ無形文化遺産への登録を誇りに思う」と喜びを表現しました。そして、「伝統技術を守り、後世に伝えていきたい」と話しました。
今後は県や奈良文化財研究所などと協力し、日本酒を通して奈良の文化発信に取り組むことにしており、大阪・関西万博でも日本酒の魅力をアピールします。
県酒造組合・北岡 篤会長
「オール奈良で良いものを作り上げていきたい。奈良で泊まって奈良を回れるような県全体が元気になるような方に持っていきたいなと思っております」
奈良市にある正暦寺は室町時代の文献に当時、寺で清酒が造られていたという記述があり奈良は清酒発祥の地とされています。
奈良市今市町にある奈良豊澤酒造です。1868年の創業以来、但馬杜氏の技術を受け継ぎながら消費者のニーズに柔軟に対応する酒造りに取り組んできました。「豊祝」や「無上盃」は海外でも高い評価を受けています。
奈良豊澤酒造株式会社・豊澤孝彦社長
「奈良ってそんなに大きな酒蔵がたくさんあるわけではないんですけれど、やはり皆さん高品質かつ個性あるお酒造りをしている。それが奈良の特徴なのかなと思います。」
こうじ菌・酵母菌という微生物を扱う中でいかに品質を揃えるか、難しい工程が続きますが、豊澤酒造では昔からの手づくりの技法を大切に守っています。条件によって品質に大きな変化が出ないよう、温度・湿度などの管理が徹底されている一方、品質に影響のない部分は機械化も進めています。豊澤さんは酒造りの基本的な工程は約500年前から変わっていないとし、世界に評価された意義を次のように話します。
奈良豊澤酒造株式会社・豊澤孝彦社長
「今でこそ(酒造りの)各工程のメカニズムというのは解明されているわけですが、そういった知識や情報の伝達がほぼなかった時代に非常に理にかなった酒造りを我々の先人たちがつくり上げたというのは、本当に世界に誇るべきことだと思いますし、今回の無形文化遺産への登録というのは、そのような部分が評価されたのではないかと思います。」
2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」から日本の食文化に注目が集まる今、世界に向けた日本酒の魅力発信にも期待がかかります。
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