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奈良のニュース
県医師会 記者会見 治療薬のひっ迫続き 流行拡大に危機感
2023.11.16 18:50

県医師会が記者会見を開き、医療現場で解熱薬などの在庫のひっ迫が続いているとして、感染対策の徹底などを呼びかけました。


県内では、新型コロナの感染者数は減少傾向が続くものの、咽頭結膜熱、いわゆるプール熱が警報レベルに至り、インフルエンザも注意報レベルになるなど、感染拡大が続いています。一方で、解熱や咳止めなど、治療に幅広く使われる後発医薬品(ジェネリック医薬品)の在庫がひっ迫し、医療現場で混乱が起きているといいます。


会見で、県医師会の安東範明会長は、国の政策でジェネリック医薬品の価格が引き下げられるなか、メーカーの品質不正により行政処分が下されたことなど、慢性的な品薄の背景を説明しました。そして先日、大手メーカーの沢井製薬で長年にわたる試験の不正が発覚し、ジェネリック医薬品の供給に不透明感があるとして、インフルエンザの警報レベルの流行が見込まれる冬場を前に危機感を募らせました。

県医師会 安東範明会長

「必要以上の薬を出す余裕が、どこの医療機関にも薬局にもなくなってきました。どうしても薬を投与するときは最小限必要な量を心がけ、みんなに薬が行き渡ることを目指します。」


そして、手洗いやうがい、換気、ワクチン接種などの基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけました。