奈良交通 高速道路上での緊急事態に対応する訓練
2023.03.02 19:03
- 大型バスが高速道路上で緊急停車した際に、重大な事故につながらないようにするための訓練を、奈良交通が行いました。
- 観光バスや高速バスに乗務するおよそ150人を対象とした訓練は、バスがエンジンのトラブルで高速道路の本線上に緊急停車したという想定です。運転手は、乗客にトラブルの内容を説明したあと、バスの後ろ側に停止板を置くなどして後続の車に知らせ、追突などの重大な事故につながらないよう取り組みました。その後、連絡を受けたNEXCO西日本の関連会社の社員とともに、乗客を安全な場所に誘導しました。このほか、発煙筒を実際につけてみたり、非常口から乗客を脱出させたりする訓練が行われ、参加者は、いざという時の心構えを養い、技能を高めました。
- 奈良交通・安全管理部 奥田将弘さん
- 「(訓練は)乗客の方に、安全に乗っていただくのが目的ですので、今後も引き続き、定期的に行っていきたいと思います。」