６月定例県議会 代表質問 防災体制など３人の議員が質問
2024.06.24 19:02
- ６月定例県議会の代表質問が２４日行われ、県が進める事業などについて３人の議員が質問しました。
- はじめに質問に立った自由民主党・無所属の会の中野雅史議員は、県全体の防災体制のあり方を有識者とともに検討する県の部会の進捗状況や、メガソーラーなどの整備計画を示している五條市の広域防災拠点について質問しました。山下知事はこれまでの検討部会で出された意見を紹介したうえで、次のように述べました。
- 山下知事
- 「今後（検討部会は）７月に第３回、８月には第４回の開催を予定しており、議論の進捗にもよりますが、中間整理として取りまとめ、防災体制の整備に向けた必要な検討経費を９月定例県議会にお示ししたいと考えております。災害時においては非常用電源の確保が非常に重要であるという認識をしております。検討部会でご議論をいただきながら、太陽光発電施設など非常用電源の確保について検討を深めてまいりたいと考えております」
- 続いて日本維新の会の中川崇議員は、私立高校の授業料無償化の今後の拡充などについて質問しました。
- 山下知事
- 「本来子育て世代の負担軽減は地域によって差が生じないよう国全体で進めることが必要で、県として関係省庁に要望してまいります。今後の更なる拡充につきましては多額の予算を必要とすることから、引き続き既存事業の徹底した見直しなど行財政改革の取り組みを進める必要がある」
- また公明党の亀甲義明議員は橿原市の県立医科大学周辺のまちづくりや国民スポーツ大会の会場選定の進捗などについて質しました。
- 県議会は奈良テレビ放送で生中継します。
