教員の負担軽減へ「支援員」配置の取り組み状況を公表
2024.08.20 18:57
- 県は教員の負担軽減に向けて小中学校に「支援員」を配置する取り組みの状況を明らかにしました。
- 教員の負担を軽減する「支援員」の配置は、これまで国・県・市町村がそれぞれ費用を負担していましたが、県では2024年度から市町村の負担分を原則補助しています。山下知事は20日の会見で、これらの取り組みの進捗状況を明らかにしました。それによりますと、小中学校で教員の事務的な業務を代わりに行う「教員業務支援員」は前の年度より95校増えた246校に配置されたということです。また不登校の児童・生徒の支援などを行う「学習支援員」はあわせて222校に配置され前の年度の約1.7倍に増加しているといいます。
- 山下知事
- 「市町村負担分を県が肩代わりして負担することで(支援員の)配置が広がった。当初の目的が実現できていると思い、大変喜ばしく思っております。」
- このほか8月8日に日向灘で発生した地震により発表された「南海トラフ地震臨時情報」について、山下知事は「国民が意識を持つことができた」と評価しました。