臓器移植普及街頭キャンペーン
2024.10.06 19:31
- 10月の「臓器移植普及推進月間」にあわせ、正しい理解とドナーの輪を広げる街頭キャンペーンが、奈良市内で行われました。
- 臓器提供の意思表示カードと一体になったリーフレット。
- 近鉄奈良駅前では、奈良県腎友会のメンバーらがこうした啓発グッズを道行く人に配り、臓器移植の周知に努めました。
- 国内では1997年に脳死での臓器提供を可能とする法律が施行されましたが、移植には、提供者本人が生前に意思を示すことや、家族の承諾が必須です。
- 国内で臓器移植が必要な人は1万6000人いるとされますが、2023年に移植を受けたのはおよそ600人にとどまります。また、県内の腎臓移植では、166人の希望登録者に対し、2023年移植が行われたのは1件のみだったといいます。
- 会では、臓器を提供するドナーの増加が移植の普及につながるとして、意思表示の大切さを呼びかけるなど、地道な取り組みを続けたいとしています。