15日(金)

北部
南部

16日(土)

北部
南部
  • ただいま放送中
  • 22:54
  • 天気予報
  • 次の番組
  • 23:00
  • WBS
奈良のニュース
被災地での活動終了 緊急消防援助隊が能登半島から帰還
2024.01.11 18:33

 1日に発生した能登半島地震で被災地に派遣された緊急消防援助隊の奈良県大隊が現地での活動を終え、10日、奈良県に戻りました。


 イオンモール大和郡山の駐車場に次々とやってくる消防車や救助工作車など。緊急消防援助隊は、消防庁の要請を受けて全国各地から被災地に派遣されるもので、奈良県からは10日までに延べ541人の隊員が石川県輪島市で活動にあたりました。隊員らは倒壊した家屋一軒一軒をまわり、中に取り残されている人がいないかの確認や、救助活動を行ったといいます。


緊急消防援助隊 奈良県大隊 第1・3陣で大隊長を務めた 山本雅史さん

「被災地に入る道路が寸断されていて、進入路を確保するのに時間を要しましたので、隊員のモチベーションを維持するのは正直苦労した部分もあります。隊員 怪我なく帰れてほっとしているんですが、まだ被災地では活動が続いていますし、心配な状況は続いています。」


 隊員らに対し、奈良県の松田危機管理監が被災地での活動に感謝を述べるとともに、「今回の経験を日頃の業務にいかしてほしい」と話しました。奈良県大隊は10日をもって三重県・鳥取県に引き継いで解散し、隊員らは通常の業務に戻るということです。