平城宮いざない館 平城宮跡などに生きる鳥の写真展
2023.08.24 18:19
- 平城宮いざない館では、平城宮跡周辺に生息する鳥の日常を写した写真展が今、開催されています。
- ススキの穂の上で遠くを見つめるモズ、白い息を吐くヒバリ。平城宮跡周辺は、四季を通して100種類以上の野鳥の日常風景を見ることができます。そんな何気ない野鳥の一瞬を撮影したのは、大阪在住の藪 重幸さん。藪さんは、鳥好きが高じて20年以上前から平城宮跡周辺を訪れ、人の暮らしのすぐそばで生きる鳥たちの様子を写真に収めてきました。会場には、およそ150点の写真が四季の移ろいに合わせて並べられ普段見過ごしてしまう野鳥の様々な姿を知ることができます。また、地元の中高生とともにパネルや模型を作って訪れた人に、鳥の生態をわかりやすく紹介するコーナーも設けられています。他にも、正面から鳥の顔を写した写真を並べ、名前を当てる体験型の展示コーナーもあり、子どもたちが興味をそそる内容となっています。
- 撮影した藪 重幸さん
- 「自分にとって鳥は何かというよりは鳥が好きだとということ。(写真展は)小学生から高齢の方まで どの年齢層でも楽しんでいただけるのではないかと思います。」
- この写真展は、9月18日まで開かれています。