不退寺 初夏の花が見ごろ
2024.05.29 19:03
- 奈良市の不退寺でサツキやツツジなど初夏の花が、境内を鮮やかに彩っています。
- さまざまな花が四季折々の美しさをみせる不退寺。平安時代の歌人・在原業平が開いたとされ、この時期境内では、初夏の花が咲き誇っています。中でも鮮やかなピンクのサツキやオレンジ色の奄美大島のツツジは、今、見ごろを迎えています。また、釣り鐘の形が特徴のホタルブクロのかわいい花も咲き始めました。
- また、寺では宮中の歌会で業平が紙と筆を持って考えている姿が描かれた「在原業平朝臣画像」のほか室町時代の伊勢物語の写本や多宝塔の心柱なども特別に公開されています。この春期寺宝特別展は、5月31日まで開かれています。