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奈良のニュース
「ならの道　リフレッシュプロジェクト」県　対象路線とエリアを拡大へ
2025.01.08 19:21

　奈良県は、舗装の劣化やひび割れなどが生じた道路を修繕する「ならの道リフレッシュプロジェクト」について、対象の路線とエリアを拡大すると発表しました。


　この取り組みは、県が管理する道路のうち舗装の劣化などが生じた箇所を集中的に修繕するもので、２０２４年度から５年間にわたり、総事業費約８０億円をかけて行われています。

　対象となる道路はこれまで「１日の大型車の交通量が１０００台以上」の道路としていましたが、大型車に限らず「１日の自動車の交通量が１万台以上」の道路約１９８ｋｍも対象に追加すると発表しました。


山下知事

「幹線道路以外でも整備が不十分なところは多くありますので、道路整備の範囲を広げて、県民の利便性、交通安全の確保をより広くしたい。」


　このほか山間部の県管理道路で、放置された民有林から落ちた枝や倒木により交通に支障が生じているとして、伐採費用などを県が負担し、所有者との交渉を市町村が担う制度案を示しました。県では２０２５年度から野迫川村で先行して実施し、２０２６年度からは県全体を対象に行う予定としています。


　なお、これらの事業に関する費用は新年度予算案に盛り込まれる予定です。

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