危険運転致傷などの罪 男に執行猶予付き有罪判決
2024.09.11 18:44
- 赤信号を無視して交差点を右折し、バイクの男性にけがを負わせたとして危険運転致傷などの罪に問われた男の裁判が開かれ、奈良地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
- 起訴状などによりますと、大和郡山市の解体作業員・植田龍貴被告(30)は、2024年5月、平群町椿井の国道で赤信号を無視して車で交差点を右折し、バイクに乗っていた男性に急ブレーキをかけさせてけがをさせたにも関わらず、そのまま立ち去ったとして危険運転致傷などの罪に問われています。11日開かれた判決で、奈良地裁の岡田卓裁判官は「出勤時刻に遅れることを避けるために事故を起こしたという危険かつ悪質な犯行」と指摘しました。一方で被告が反省していることなどから、懲役1年6カ月の求刑に対し、懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。