南都銀行が中間決算発表 連結・単体とも増収減益
2023.11.14 18:36
- 南都銀行は13日、2023年9月までの中間決算を発表し、連結・単体ともに増収減益となりました。
- それによりますと、2023年4月から9月までのグループ全体の売り上げにあたる「経常収益」は422億6000万円で、前の年の同じ時期と比べて6.2%増加しました。
- 一方、最終的な利益である「中間純利益」は59億5200万円で、前の年の同じ時期より8.4%の減益となりました。
- これは、金利の上昇で貸出金の利息収入が増えた一方、より安定した経営基盤を整えるために含み損を抱えた投資信託を解約したことなどが、増収減益の要因ということです。
- そして経営の健全性を示す自己資本比率は、9.21%となり、2023年3月末に続き、9%台を維持しています。
- 一方、2023年度通期の業績としては、経常利益を165億円と予想し、5月に公表した予想を据え置いています。