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奈良のニュース
大規模な改修を終えて 広陵町大塚区の「だんじり」試験曳き
2023.09.27 18:31

 広陵町大塚区の於神社の例大祭で登場するだんじりが、大規模な改修を終え、9月24日地域の人たちにお披露目されました。


 大塚区のだんじりは江戸時代末期に堺でつくられたとされており、毎年於社の例大祭で曳き回しが行われています。

2023年4月からの大規模な改修を終え、9月24日安全を祈願する神事や「入魂式」が行われました。


だんじりは高さ3m70cm。

大正時代末期に近くの南郷地区から購入したとされ、約90年にわたり祭りのシンボルとして親しまれてきました。


改修は大阪府岸和田市の職人が手がけ、老朽化した台の取り替えや欠けていた彫刻の復元を行ったほか、全体を美しく磨き上げました。

広陵町大塚区区長 塚本義久さんは

「子どもの頃から親しんできたものなので、彫刻の欠けていたところを復元してもらって帰ってきたので嬉しいです。(子どもたちには)鐘を叩けるようになってもらって、太鼓を叩けるようになってもらって、受け継いでいっていただきたいですね」と話しています。


神事のあとは大塚区の若者や、集まった子どもたちによる「試験曳き」が行われました。集まった人たちは、力を合わせてだんじりの綱を引き、東に170mほど練り歩きました。


秋晴れのなか、町内に元気な掛け声と太鼓の音が響き、地域の人たちは10月14日の例大祭に向けて胸を高鳴らせていました。