安倍元総理銃撃事件 弁護側請求の「情状鑑定」裁判所が却下
2024.09.13 18:40
- 安倍元総理銃撃事件で殺人などの罪で起訴された山上被告について、弁護側が請求していた情状鑑定を裁判所が却下していたことがわかりました。
- 情状鑑定は、犯行の動機や人格形成の過程などを心理学的に分析し、量刑を決定する上で参考にされるものです。山上被告の弁護団によりますと山上被告の量刑を適切に判断するためとして裁判所に対し情状鑑定を行うよう請求していましたが、奈良地裁に「必要性がない」として請求を却下されたということです。
- また、これを受けて異議申し立ても行っていましたが棄却されたといい弁護団は「それにかわる立証方法を検討している」としています。